私の専属王子は金髪君
本当はこんな事
1mmも思っていない。
自然と受け入れていたから。


でも、反抗するネタが
これしか思い浮かばなかった
私の小さい脳みそを恨みたい。


う~んと腕を組んで
考えた夏目君は
あ!と声を出してある提案をしてきた。


「じゃあ、凛も俺の事
玲央って呼んでよ!
そしたら俺も名前で呼べるじゃん!
そーしようーー!」


…彼は本当に自由人だ。


でも


「…ふふ!ははは!
なんでそうなるの?
おかしい~~。」


見た目とは違う無邪気な彼。
嬉しそうに笑う顔は
本当にいたずらっ子みたいで
勝手に先を進んで行っちゃうそんな人。


…嫌いじゃない。


むしろちょっと好きかもしれない。
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