私の専属王子は金髪君


あれから丸2日。


凛は、無事手術を終えたけど
目を覚ますことはなかった。


ICUでたくさんの機械に繋がれる凛の傍に
俺は時間の許す限りずっといた。


何度医師や看護師にベットに戻れと言われても
凛の傍を離れる事なんて出来なかった。


いつ目を覚ましてもいいように。
だって、目を開けた時、
俺がいれば凛は少しでも
安心してくれると思ったから。



…でも実際は








< 213 / 233 >

この作品をシェア

pagetop