私の専属王子は金髪君



その話を聞いた後、
おばさんは泣いて俺に頭を下げた。



『凛に関わらないでほしい。』



その言葉とともに。







絶望的だった。


俺の世界から凛がいなくなるなんて。


そんなの耐えられない。


だけど、それは俺のわがままであって
正しい選択じゃない。


今の俺が凛に出来る事は


凛の傍を離れる事だった…。
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