私の専属王子は金髪君
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この数か月の出来事を
頭の中に蘇らせながら
やっと着いた俺たちの最寄駅。
ぐるっと見回してみても
凛の姿は見えない。
まだ、家にいるかもしれないと考え
凛の家までの道を急ぐ。
そしてあの公園を少し過ぎた交差点に
「…見つけた。」
凛がいた。
信号待ちをしている凛に
近付こうとした時
前方にふらつく車が見えた。
凛は走ったせいか膝に手をついて
周りを見てない。
「凛!!!」
事故当時の記憶が頭を過り、
一目散に凛の元へ向かって駆け出した。
~玲央Side END~