私の専属王子は金髪君
おっ…襲う!?


え、普通にダメだから!!


「ここ、公園だよ!?」


いくら人がいないからって…!


「え、公園じゃなきゃいいの?
なら俺んち来る?」


あからさまに顔が
パァッと明るくなって
大きく振る尻尾が見えたような気がした。


「い…、行くわけないでしょ!!
自分の家に帰る!!」


玲央が離れたすきに
急いで公園を出た。


それからは
記憶が曖昧で、
気付いたら目が覚めて
朝になっていた。
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