私の専属王子は金髪君
振り返ると
想像通りの人物がそこにいて
「凛、おはよう。」
私の前まで来て
ふわっと人懐っこい笑みを浮かべた。
「…おはよう、玲央。」
だから私も、制服を緩く着こなした
金髪君に同じように返した。
「やべ~!
朝から凛に微笑まれた!
俺、今日一日頑張れる!」
そんな、大げさな…。
ってか私微笑んでた?
気付かなかった。
無意識のうちに頬が緩んでいたみたい。
玲央の屈託のない笑顔に
私は昨日の恥ずかしさを忘れ、
ただただ玲央がいたことに
喜びを隠せなかったらしい。
「そう言えば、よく分かったね?
この時間の電車だって。」
「だって凛、基本的に
時間には正確だろ?
だから、ギリギリじゃなくて
余裕のあるこの時間の電車だって
思ったんだよね~。」
想像通りの人物がそこにいて
「凛、おはよう。」
私の前まで来て
ふわっと人懐っこい笑みを浮かべた。
「…おはよう、玲央。」
だから私も、制服を緩く着こなした
金髪君に同じように返した。
「やべ~!
朝から凛に微笑まれた!
俺、今日一日頑張れる!」
そんな、大げさな…。
ってか私微笑んでた?
気付かなかった。
無意識のうちに頬が緩んでいたみたい。
玲央の屈託のない笑顔に
私は昨日の恥ずかしさを忘れ、
ただただ玲央がいたことに
喜びを隠せなかったらしい。
「そう言えば、よく分かったね?
この時間の電車だって。」
「だって凛、基本的に
時間には正確だろ?
だから、ギリギリじゃなくて
余裕のあるこの時間の電車だって
思ったんだよね~。」