私の専属王子は金髪君
池の周りには
光で作られた桜の木があって
それを取り囲むように
木の根元には色とりどりの
光の花が咲いていた。
「玲央、ありがとう…。」
ここへ来てから
何度お礼を言ったのか分からない。
でも、感謝の気持ちを
伝えずにはいられなかった。
だって玲央は
何も言わずとも
私の欲しいものを全部くれるから。
「ん?なんで?
むしろ俺がありがとうじゃない?
俺が来たかったんだからさ!」
なんてとぼける玲央。
でも、自惚れでもなんでもなく
気付いちゃってるんだよ、私。
これが私の為で、
その言葉は私への優しさだって事。
それを知った時
この体の中から溢れてくる感情に
名前を付けるなら
これはきっと”恋”って言うんだろうな。
光で作られた桜の木があって
それを取り囲むように
木の根元には色とりどりの
光の花が咲いていた。
「玲央、ありがとう…。」
ここへ来てから
何度お礼を言ったのか分からない。
でも、感謝の気持ちを
伝えずにはいられなかった。
だって玲央は
何も言わずとも
私の欲しいものを全部くれるから。
「ん?なんで?
むしろ俺がありがとうじゃない?
俺が来たかったんだからさ!」
なんてとぼける玲央。
でも、自惚れでもなんでもなく
気付いちゃってるんだよ、私。
これが私の為で、
その言葉は私への優しさだって事。
それを知った時
この体の中から溢れてくる感情に
名前を付けるなら
これはきっと”恋”って言うんだろうな。