私の専属王子は金髪君
「よく飽きないな~
と思って見てた。」


見てたって…。
言ってくれてもいいじゃんか!


私、絶対クラスから
変な人に見られたよね。


はぁぁと
机に突っ伏して
顔を腕で囲うようにしていると


「おぉ、いたいた。神崎ー。
ちょっと来てくれー。」


誰かに名前を呼ばれ
声のした方を向くと
担任が私を呼んでいた。


なんだろう?


「ごめん、ちょっと行ってくるね。」


「はいよ~。」


菜月に一声かけ
先生の元まで行った。



「何ですか?」


「おぉ、昼休みに悪いな。
あのさ、1年の行事で
親睦会があるのは知ってるだろ?
その実行委員をやってくれないかと
思ってな。」


親睦会の、実行委員…?
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