私の専属王子は金髪君
でも、そんな事をしていたら
玲央と過ごす時間が減っちゃう…。


だから断ろうと思ったんだけど


「ちなみに強制な。」


心を読まれ、先手を打たれてしまった。


「そんな~~…。」


項垂れる私を見て
担任はケラケラ笑うばかり。


「あ、それともう一つ。
隣のクラスの実行委員と
放課後ペアで作業進めてもらうから、
今日からよろしくな。
とりあえず、全体の説明会が
16:00からあるから
遅れずに会議室に行けよ~。」


そう、残りの説明をすると
私の返事を聞かないまま
手をヒラヒラと振って
職員室へと戻って行った。


何とも自由な…。


しかも今日からって…。
せっかく付き合いだしたのに!!
先生のバカ!!
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