私の専属王子は金髪君
「ねぇ、玲央って頭よかったの?」


それとも本当に何かの罰で
玲央のクラスだけ
玲央がやることになったとか…?


じーっと玲央を見つめて
答えを待っていると口を開いた。


「まぁね?
人並み程度には?」


ケロッとしている玲央に
疑いの目を向けた。


「…テスト何点?」


「294点。」


「嘘でしょ!?」


今回のテストは
国・数・英の3教科。
もちろん1教科100点満点で
すなわち全部満点だと
300点なわけで…。


「3門しか間違えなかったの!?」


信じられない。
玲央はスポーツは出来るけど
勉強は…って思ってたから。
…ごめんね、バカだと思ってて。
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