私の専属王子は金髪君
***
「ふ~、上出来じゃね?」
玲央に手には完成したしおりの
下書きがしっかりと握られていた。
「うん!見てるだけで
ワクワクしてくるよ!」
内容を記す文字は私が書いて、
絵は玲央が描いてくれた。
何と玲央は頭が良くて運動も出来て、
更には絵のセンスまであったらしい。
玲央の描く絵は、
男の子の落書きではなくて
女の子も好みそうな
キャラクター性のあるものだった。
独自の顔をした
猫やウサギなど、様々な動物に加えて
文字を縁取るラインのデザインまでも
書き込んでくれた。
おかげで下書きは
私が書いた殺風景な物が
一気に華やかになった。
「玲央ありがとう!」
「俺は絵描いただけだし。
凛こそありがとーな!」
「ふ~、上出来じゃね?」
玲央に手には完成したしおりの
下書きがしっかりと握られていた。
「うん!見てるだけで
ワクワクしてくるよ!」
内容を記す文字は私が書いて、
絵は玲央が描いてくれた。
何と玲央は頭が良くて運動も出来て、
更には絵のセンスまであったらしい。
玲央の描く絵は、
男の子の落書きではなくて
女の子も好みそうな
キャラクター性のあるものだった。
独自の顔をした
猫やウサギなど、様々な動物に加えて
文字を縁取るラインのデザインまでも
書き込んでくれた。
おかげで下書きは
私が書いた殺風景な物が
一気に華やかになった。
「玲央ありがとう!」
「俺は絵描いただけだし。
凛こそありがとーな!」