私の専属王子は金髪君
「私こそ、字書いただけだよ?」
労力は玲央の方が
何倍も使っているはず。
「その字がなきゃ
しおりにはならないだろ?
俺、破壊的に字は汚いから
凛が綺麗な字で助かった!」
玲央の浮かべた柔らかい笑みに
胸が高鳴った。
玲央は私を喜ばせる天才だ。
字が綺麗だと褒められるのは
私が一番嬉しい事だから。
お母さんが書道の先生って事で
小さい頃から書道を習っていた私。
そのおかげで今まで
何度も賞を獲ってきた。
私が唯一、努力してきて
人に自慢できるのは
それくらいだから。
だから、自分の頑張りを
認めてくれたみたいで
本当に嬉しかったんだ。
「…ありがとう。」
照れたようにお礼を言うと
ニッとはにかんで応えてくれた。
労力は玲央の方が
何倍も使っているはず。
「その字がなきゃ
しおりにはならないだろ?
俺、破壊的に字は汚いから
凛が綺麗な字で助かった!」
玲央の浮かべた柔らかい笑みに
胸が高鳴った。
玲央は私を喜ばせる天才だ。
字が綺麗だと褒められるのは
私が一番嬉しい事だから。
お母さんが書道の先生って事で
小さい頃から書道を習っていた私。
そのおかげで今まで
何度も賞を獲ってきた。
私が唯一、努力してきて
人に自慢できるのは
それくらいだから。
だから、自分の頑張りを
認めてくれたみたいで
本当に嬉しかったんだ。
「…ありがとう。」
照れたようにお礼を言うと
ニッとはにかんで応えてくれた。