櫻春風花ーかざはなー
まさに、名案で、反対するものもおらず、いざ名前を付けようと、それぞれが思考回路を全開にして黙々と考えたが、いい案はでない。



「土方さん!」




しばらくたって、考えるのを諦めたのか、総司が土方に声をかけた。




「あぁ?俺に考えろとか「命名、お願いします!」はぁ!?」




「だって、私たちよりも、頭のよい土方さんのほうがいい名前つけてあげられそうですもん!」


「あ!確かに!」



「いいじゃないか、歳、頼むぞ!」





そして最後に全員で、





『いい(お)名前付けてあげてくださいね(やれよ)!』




「…………ι」




全員に詰め寄られてはさすがの土方も断ることも出来ず、

「だいたいなんで俺が…」

悪態をつきながらも腕を組んで考えはじめた

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