櫻春風花ーかざはなー
「近藤さん、俺だ。
入るぞ。」



「あぁ、歳か。」




朝食をとった後、自室へと戻っていた近藤を、尋ねるものが一人。




土方だった。





「どうした?歳。


そのしかめっ面は、俺になにか聞きたいことがあるな。なんだ?」




「へぇ、よく俺の用件に気がついたな。大当たりだ。」




「はっはっは!

バカモン!伊達に試衛館からの古株やっとらんだろう?俺らは。」



近藤の言葉を聞き、ふんっと軽く鼻で笑うと、満足げに口角をあげる土方。







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