恋愛イデアル。
イデアル、とろろ食べる。
閑話休題・・・

イデアル、とろろ食べる。

自然薯(じねんじょ)を手に入れたんだよ」とイデアル。

女子高生だ。

カバンに入れている。

「長月遥もどうだ?」

「はあ?
バカップルでとろろでも食べていなさい」と長月遥。

「そうか。
橘のキッチンを借りよう」とイデアル。

数時間後。自宅で。

炊き立てのご飯。
白米だ。

白米にイデアルは取りたての自然薯からすりおろし、すまし汁をくわえた「とろろ汁」を白米を盛ったお椀に垂らすと、イデアルはさらに白米のうえ「とろろ汁」にも醤油をたらりと垂らす。

一口試食。いける。

「美味だなあ」とイデアル。
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