恋愛イデアル。
本屋兼ゲームショップ。
水守市。

のんびりとゲーム大会。

本屋を兼ねたゲームショップで。
店内は冷房が効いている。
俺とイデアル、長月遥、リンネが集合する。

「今日はこのカードを持ってきた」とイデアル。

「クラシックデッキだな」とリンネ。
「昔のものだからな」とイデアル。

意外にも長月遥が家庭用ゲーム機で粘っていた。

「やるなあ」とイデアル。
「そうだな。

だが旧懐を懐かしむ場合ではない」とリンネ。

レポートがリンネにはあるらしかった。

「しかしこの水守市がいつまでも続けばいい、とそう思うな」とイデアル。

「そうだな」とリンネ。

夏の太陽が水守市にある中央区を照らしていた。
< 81 / 215 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop