[短]僕のブラック彼女
僕と玉田さんは後ろの方へ座った

あ、凪もだったんだ。

前方に可愛い凪の後ろ姿をとらえた

はぁー。もう相変わらず可愛いなー。凪は、、、

自然と口元が緩んでしまう

「夏八木くん?どうかした?」
「あ、あぁ、いや、何でもないよ」

しまった。隣に玉田さんがいること一瞬忘れてた

「夏八木くん、遠野さんに片想いしてるみたいだよね」
「っ、、え?」
「だって、遠野さん、全然好きな素振りみせないでしょ?だから、辛くないのかなーって思ってた。」

やっぱり、そんな風に見えるんだ

僕の一方的な片想いみたいに。

付き合ってるって形だけみたいなもんだしね。


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