[短]僕のブラック彼女
酸素を欲して隙間を作った凪の唇に、チャンスとばかりに自分の舌を滑り込ませた

凪の逃げ惑う舌を絡めとりながら、凪の口内を翻弄する

身をよじる凪がフッとこぼす甘い声

あぁー、、、僕の理性が失われていく

「ヤバい、凪。抱きたくなった」
「、、、っ、、調子に乗んな!」

目をウルウルさせて、息が上がってる凪に欲情しないはずがない。

どんなに辛口だって、こんなときは"女の子"だ。

「凪、そんな顔されたら余計にそそるんだけど?」
「は?そんな顔って何よ?!」
「んー、気持ちよさそうな顔」
「んなっ、、、してない!」
「ふふっ、凪、可愛いっ」

もう一度、凪を抱き締めた。

臭いを連呼してたけど、気にしない。

だって、今の僕は凪がヤキモチを妬いてくれたから無敵なんだ。


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