[短]僕のブラック彼女
もう、いいよ。

知らないヤツの話なんて。

別に聞きたくないし、そんなこと僕に言う?

普通は言わないでしょ?

僕、彼氏だよ?凪の彼氏なんだよ?

なんで、一緒にいるのに、他のヤツの話を楽しそうにするの?

「でね、ヤスがさー、この前、、「いい加減にしろよ!」

思わず怒鳴ってしまった

だって、聞きたくないじゃんか。

凪の口から僕以外の男の名前なんて、、、

「えっ?ちょっと、樹?」
「ふざけんなよ!俺と一緒にいるくせに、他の男の話なんか楽しそうにすんじゃねぇー!」

戸惑って、大きな瞳を揺らしてる凪の右手を乱暴に掴んで、ベッドへ押し倒した

見下ろした先の凪は真っ赤になって、潤んだ瞳で見つめ返してくる



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