【短編】私に触れないで。

「あなたの顔に笑顔が消えたからです。僕は商人の息子なので、毎年この時期にあなたの居る街まで来ていました。そこで、あなたを見つけました…」



僕はあなたを見つけた時に思いました

あぁ、なんて綺麗なんだろう、と

あなたの透き通るような白い肌と髪、紫の瞳はこの世のものとは思えないほど美しく鮮明に僕の頭に焼き付きました
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