サカイメノナイ・セカイ
-3-
何日経ったろう。体の感覚がない。妹のからだはほとんどとけてくずれてしまった。床には腐敗した彼女の肉溜まりができている。



夢を見た。
その夢の中で、妹はみずみずしく生きていた。そしておれに向かって言った。
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