離れちゃうけど
1月23日(水曜日)のある日
私、詩音は友達の遥と真緒と、遥の彼氏の碧泉と、またその友達の夢叶と学校が終わった放課後遊びました。
遊んだ場所は、遥の家です。
遥は、私の家から自転車で5分、10分の場所にありました。
私は碧泉と、夢叶と、一緒に自転車で遥の家に向かいました。
遥の家に着き、みんなで遊び始めました。お話をしたり、ケータイでゲームをしたり、その時私が思ったことそれは1つ、遥と、碧泉がラブラブしていて羨ましかったです。
私にはまだ恋なんて早いし、中学校も変わってしまうから恋なんてどーでもいいと思っていました。でも碧泉と遥を見ていたら次第に恋をしたくなってきました。
でも、恋をしたところで、遥より可愛くない私は、彼氏なんて出来るわけないと諦めていました。
そんなことを考えていたらあっ、という間に5時を過ぎました。
行きと同じでまた、帰りも3人で帰りました。
帰る時の出来事でした、
碧泉が、
「夢叶って、クラスで誰が嫌い?」
碧泉が夢叶に突然言いました。
そして夢叶は、
「誰だろうねっ……結構いるんだよね」
と言いました
私は自分も入ってるかもしれないと思い
「うちも入ってる?」
と、勇気を持って聞きました
でも、返事は意外なへんじで、
夢叶は笑顔で
「入ってる訳ねぇーじゃん」
と言ってくれました。
私は今でも覚えています。
その言葉がどれだけ嬉しかったか……
私の恋の始まりはここからでした
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