ずっと恋していたいから、幼なじみのままでいて。
あたしもひきつけを起こす寸前まで笑いまくりながら、隣の雄太を見た。
雄太も目に涙を浮かべて、両手をバシバシ打ち鳴らしながら爆笑中。
ああ、大好きな横顔がこんなに楽しそうに笑ってる。
お腹の底から笑ってる声を聞くだけで、こっちまで幸せになれる。
黒髪が、お日さまの光をキラキラ反射してきれい。
目も、鼻も、唇も、頬からアゴにかけてのラインも、ぜんぶ好き。
好き。
好きだよ。大好きだよ雄太……。
「甲斐、悪ぃ。代走頼まれてくんね?」
素敵な笑顔にうっとり見惚れていたら、雄太のクラスメイトが横からヒョイと顔を出してきて、我に返った。
う、うわ。恥ずかしい!
今あたし絶対、顔中の筋肉ユルユル状態だった!
「代走? どうかしたのか?」
「借り物競争に出る予定のヤツが、さっき捻挫した」
「そっか。いいよ、俺出る」
雄太は立ち上がり、「じゃあ瑞樹、またな」って言いながら急いで立ち去っていった。
雄太も目に涙を浮かべて、両手をバシバシ打ち鳴らしながら爆笑中。
ああ、大好きな横顔がこんなに楽しそうに笑ってる。
お腹の底から笑ってる声を聞くだけで、こっちまで幸せになれる。
黒髪が、お日さまの光をキラキラ反射してきれい。
目も、鼻も、唇も、頬からアゴにかけてのラインも、ぜんぶ好き。
好き。
好きだよ。大好きだよ雄太……。
「甲斐、悪ぃ。代走頼まれてくんね?」
素敵な笑顔にうっとり見惚れていたら、雄太のクラスメイトが横からヒョイと顔を出してきて、我に返った。
う、うわ。恥ずかしい!
今あたし絶対、顔中の筋肉ユルユル状態だった!
「代走? どうかしたのか?」
「借り物競争に出る予定のヤツが、さっき捻挫した」
「そっか。いいよ、俺出る」
雄太は立ち上がり、「じゃあ瑞樹、またな」って言いながら急いで立ち去っていった。