ずっと恋していたいから、幼なじみのままでいて。
褒められて照れくさそうな雄太ちゃんを見ていたら、オルガンの音が止まって、花嫁さんが花婿さんの隣に並んだ。
「あのふたり、幼なじみなんですって。ママとパパと一緒よ」
ママがあたしと雄太ちゃんに向かって、小さな声でそう言った。
前に聞いたことがある。ママとパパは幼なじみで、あたしと雄太ちゃんみたいにすごく仲良しだったんだって。
そして、いつの間にかお互いのことがもっと大好きになって、それで結婚したんだって。
このお嫁さんとお婿さんも、幼なじみ同士なんだね。
「じゃあ幼なじみって、大きくなったら結婚するの?」
雄太ちゃんが不思議そうに言ったら、ママとパパがキョトンと顔を見合わせて、クスクス笑った。
「そうだなあ。もしかすると、そうなのかもしれないな」
「ひょっとしたら、瑞樹と雄太ちゃんも大きくなったら結婚するかもしれないわね」
すごく楽しそうな顔で笑い合っているママとパパを見た雄太ちゃんが、目をキラキラさせながら大きな声で言った。
「うん、ボク決めた! 大きくなったら瑞樹ちゃんと、ここで結婚する!」
「あのふたり、幼なじみなんですって。ママとパパと一緒よ」
ママがあたしと雄太ちゃんに向かって、小さな声でそう言った。
前に聞いたことがある。ママとパパは幼なじみで、あたしと雄太ちゃんみたいにすごく仲良しだったんだって。
そして、いつの間にかお互いのことがもっと大好きになって、それで結婚したんだって。
このお嫁さんとお婿さんも、幼なじみ同士なんだね。
「じゃあ幼なじみって、大きくなったら結婚するの?」
雄太ちゃんが不思議そうに言ったら、ママとパパがキョトンと顔を見合わせて、クスクス笑った。
「そうだなあ。もしかすると、そうなのかもしれないな」
「ひょっとしたら、瑞樹と雄太ちゃんも大きくなったら結婚するかもしれないわね」
すごく楽しそうな顔で笑い合っているママとパパを見た雄太ちゃんが、目をキラキラさせながら大きな声で言った。
「うん、ボク決めた! 大きくなったら瑞樹ちゃんと、ここで結婚する!」