君の言葉は私を刺す
私は家に帰るのをちょっとだけ引き返して、カフェに入った。




先にカフェモカだけ頼んで、空いてるところに座る。




何分かして、




「冬羽。」




「あっ、早輝。」




ラテを持った早輝が片手を上げた。





私の向かい側に座ると、じっと見つめられる。




「あっ、えと。、、、話があって。というか、謝りたくて。」




「謝る?なんで?」





「大会の時、私余計なこと言ったかもしれないって思って。、、、早輝私と話してから元気なかったし。」





だから、ごめんなさいって謝ると早輝は無言のまま私を見ていた。





「別に、冬羽は悪いことしてないでしょ?謝るとしたら俺の方。なんか、最近無視してたし。ごめんな。」




「ううん!!謝らないでよ。、、、私が悪いと思う。」




なんとなく無言になってしまって、空気が重くなる。




これ以上、踏み込んでいいものなのか。




ダメなのか。




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