君の言葉は私を刺す
なんか、自分のペース乱されるなー。




なんか、こう、引っかかるというか。




可愛いとか、自分でストレートに言うのは慣れてるけど、他の人から言われると変な感じ。




「、、、、、、すずかは好きな人いないの?」




突然そう言われた。




「あーーー、うん。、、、、、、失恋したばっかり。」




思い出したらまた痛くなる胸。




「ふーん、、、、、、、俺が、すずかのこと好きって言ったら、可能性ある?」




「、、、えっ!?」




「まだ、その人のこと好き?それとも、俺が押したら俺のこと好きになる可能性ある?」




真っ直ぐ見つめられる瞳から目を離せない。




逸らせない。




混乱する頭で必死に答えを探す。




「えと、あの、、、、本気?」




「もちろん。話したことなんて、少しだけど。体育祭の時、一目惚れ、だった、、、」




さっきまで自信あるかのように言ってたのに、ここにきて最後恥ずかしがってる。




來斗君って、やっぱり掴めない。




「えと、未練とかそういうのはなくて。でも、振られたことが、痛くて。、、、だから、可能性はなくなはないと思うし。でも、恋愛は当分いいかなって、思ってて、、、」




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