君の言葉は私を刺す
【冬羽 side】

来ました。



ついに、クリスマス。




そして、安定の遊園地前。




混むのかなーなんて、思ってたら、案の定混んでます。




隣にいるのは、




「ねぇ、寒すぎる。帰りたい。」




と愚痴る星那と、




「今日ってなんでみんな集まってんの?俺なんも知らないんだけど。」




と、状況把握出来てない早輝、




「俺の恋を応援すればいいんだよ。」





と、上から目線な來斗。




どうなっちゃうのーーー!!!




心の声は誰にも聞こえません。




「冬羽、今日は波人君に近づくチャンスだからね。私がいるんだから時間無駄にしないでよ。それと、早く早輝君と仲直り!!」




「分かってる、、、でも、難しいよね。」




「ごちゃごちゃ行ってないでシャキッとしろ!!」




星那に喝を入れられて逃げ場なし。




何分かしてすずかが来た。




「おはよう!!寒いね〜、「行こ。」




すずかの話を遮って、來斗がすずかの腕を引っ張って先に行ってしまう。




ちょっ、誰のためのデートだよ!!




先に行ったらそもそも意味ないし。



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