君の言葉は私を刺す
なんとなく想像はついていたから、気にせず話す。




「それって、どういうことか聞いていい?」




「、、、、、、うん。」




そう言うと、手を止めて飲み物片手に話し始めた。




「大会の日さ、波人に言われたんだよ。、、、冬羽のことが好きだって。」




「えっ!?」




「あいつの好きはさ、本当に好きなのか分からないんだよ。、、、女嫌いだから。でも、好きって言ったってことは間違いないし。波人がどういう好きなのかは分からないけど、思っちゃったんだよね。、、、、、、両思いじゃんって。」




初めて聞く情報にびっくりしつつ、合図地を打つ。




そうなんだ。




女嫌いか。




「そしたら動揺したのか、波人に負けるし。好きな子も取られるし、俺全然ダメだって思って。、、、なのに、終わった後いつもの笑顔で冬羽が駆け寄ってきて、凄かったって言うんだよ。ずるいじゃん、そんなの。」




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