君の言葉は私を刺す
私もすずかもびっくりして、顔を見合わせる。




「ふらふらしないでよ。そしたら、私が困る。、、、私早輝のこと好きだから。」





「「え?」」




「私は早輝のこと好きになっちゃったの。でも知ってるよ。早輝が冬羽のこと好きなの。ずっと知ってる。だから、冬羽はふらふらしないでよ!!波人君のこと好きなんじゃないの?今更、早輝のこと好きなんて、そんなこと言ったらっ!!、、、私はちょっと距離を置きたい。」




それだけ言って、星那は教室を出ていった。




あっ、傷つけた。




頭では分かっているのに、言葉が出ない。




私の迷いのせいで、星那のこと。




「ごめん。冬羽。私も星那の気持ち分かる。、、、本当に好きなのは誰なのかちゃんと考えたらいいんじゃないかな?」




すずかもそれだけ言うと、教室を出ていった。




その日、私たちは珍しく一日中一緒にいなかった。




みんな、気まずかった。




私は最近、みんなのこと傷つけてばっかりだ。




放課後。




私は1人誰もいない教室に残っていた。




すると、廊下から聞こえる足音。



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