君の言葉は私を刺す
第2章

まさかの出会い

暑い。




制服なんてもの、誰が考えたんだよ。




あーあ、夏中Tシャツで過ごしてきてから、制服が暑くてしょうがない。




おばあちゃん家から帰ってきた私は、今の学校に通いたい、軽音部のみんなとやっていきたい、それだけの理由でお母さんと暮らすことを決めた。




お母さんとはそれ以外、帰っきてから何も話していない。




今日から毎日部活行かないとな。




「おはよーーーう!冬羽ーーーー!!」




「ゔっ、、、、痛いよ。すずか。」




後ろから突進されて背中が痛い。




「もう1ヶ月ぶりなのに!!会いたかったー!!今日から部活来るでしょ?」




「うん。行くよ。あー、今日から頑張らないと!」




私とすずかは高校に入ってから、軽音部の部室の前で出会った。




直ぐに意気投合して、いまではなんでも言い合える仲だ。



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