君の言葉は私を刺す
私今、絶対顔赤い。




嬉しい。




嬉しい。




私は飛び跳ねたい気持ちを抑えるのに必死だった。




あっ、次、來斗と星那だ!!




星那はクラスの方に走っていって、、、來斗も私のクラスの方に走っていく。




そして、來斗に連れ出されたのは、すずか?




そのまま1位でゴール。




次に星那がゴールした。




ん?




私が星那と來斗のところへ行こうとすると、來斗とすずかが2人でどっかいってしまった。



「星那おつかれー!來斗どうしたの?」




「お疲れ!!なんか、救急のテントに行ったみたいだけど。」




「そうなんだ。怪我したのかな?」




「それより、さっき一緒に来たのって波人君じゃないの?」




星那がニヤニヤして私を見る。




「、、、星那には言っておくね。私、波人のこと好きなの。全然相手にされてないけど。」





俯いていると、星那が笑った。





「だよね!いいんじゃない?これから頑張れば。応援してる!」




「星那ありがとう!!」





私が抱きつくと、星那はヨシヨシと背中を撫でてけれた。




いつか、すずかにも言わなきゃ。




私はギュッとハチマキをきつく結び直した。




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