君の言葉は私を刺す

日常

完璧に秋の空。




ブレザーの中にカーディガンを着るか悩むなー。





私達は最近大忙しだ。




なぜなら、





「合わせるよーー!!」




星那の声に私とすずかが頷く。





楽しい、楽しい!!




文化祭に向けて猛練習!!




夏に書いていた歌詞とメロディーをようやく完成させて、新曲ができた。




今度の文化祭のステージで披露することにした。




久しぶりの高揚感に私のテンションはMAX。




「おぉー!!今いい感じだった!!」



「「思った!!」」




星那の声に私とすずかの声が重なった。




休憩しようとギターを肩から下ろすと、




「文化祭、波人君見に来てくれたらいいなぁー!」




ペットボトルを持ちながらくるくる回っているすずか。




また私の胸がズキっと痛む。




まただ。




私はずっと聞きたかったことを聞いてみることにした。




怖い、けど、、、、





「すずかってさ、、、、波人のこと好きなの?」




「最初はカッコイイって思ってたんだけど、体育祭の時見て本当に好きって思っちゃった!!」


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