君の言葉は私を刺す
やっぱりみんな、すずかみたいな子好きになるのかな。





なんてそんなことをまた考えてしまっていた。





「冬羽は、波人のことが好きなの?」




「えっ!?あーーー、、、、うん。そうだよ。」




「そっか。でも、気をつけてね。」





「何が?」





「、、、、、、ううん。ただ、いつかきっと冬羽が傷つくと思う。」





え?





どういうこと?





來斗はいつもと同じポーカーフェイスのままだけど、何か変な違和感。




「やっぱり気にしないで。じゃあまた!」




來斗はそのまま走っていってしまった。




気にしないでって言われても、聞いちゃったら気になるよ。



色々考えながら家に帰ると、リビングにはお母さんとお父さんの姿が。




「なにこの状況、、、、、、」




「冬羽、ちょっと座ってくれる?」




お母さんにそう言われて私は向かい合わせに座った。




「ちゃんと、言ってなかったと思って。今日話に来たんだ。」





「、、、、、、なにが?今更なんの話があるの?」




お父さんの困ったような顔に、ムカついてしょうがない。




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