君の言葉は私を刺す
「はい、もしもし。」




「あっ、冬羽?俺だけど。」





「ん?來斗?」




「うん。あのさ、冬羽たちって何時から演奏するの?」




「2時からだけど。」





「そっか。俺たち見に行くから。」





「え?そうなの?」




「なに、、、、嫌なの?」




「えっ、違う違う!!嬉しくて!!」




「そう?じゃあ、その頃に行くね。」





「うん!」




來斗からの電話を切ると、胸に手を当てた。




やばい、見に来るのか。




波人も、、、、来てくれるよね。




こないだの挽回だ。




もう女々しいなんて、言わせないんだから。




演奏終わったら、言い返してやる!!




あっ、そっか。




來斗、すずかのこと気になってるんだもんね。





でも、すずかは波人のこと、、、、、、





來斗はきっと知らないはずだから、、、、、、





って、私がそんなこと考えてもしょうがない!!




「何してるの?冬羽。」





「あっ、すずか!!あのね、波人たち見に来てくれるって。」





「そうなの!?じゃあ、頑張らなきゃね!」




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