君の言葉は私を刺す
「迷わないよ!!」




反論すると、ごめんごめんと早輝が笑う。




「私はいいよー。すずかも誘いたいけど、明後日家族で出かけるって言ってたから多分無理かな。楽しみにしてる。」




「おぅ!!來斗にも伝えておくわ。じゃ、戻るな!」




早輝が戻っていくのをちょっと見送って、私と星那はまた歩き出す。




「ありがと、星那。一緒に行くって言ってくれて。」




「ううん。楽しそうだしね!水泳って、近くで見たことないし。」





「だよねー!!楽しみ!!あっ、後で場所と時間聞かなきゃ。」




スマホのカレンダーを見ていると星那が笑った。





「冬羽が楽しそうで良かった。」




星那のホットした顔に私まで笑顔になる。




今、星那がいてくれて良かった。




家に帰って、作詞をしていると、スマホが鳴った。




あれ?




電話だ。




「はい、もしもし。」




「あっ、冬羽?早輝だけど。」




「早輝!?珍しい、、、」




「そう?いきなりごめん。忙しかった?」







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