もののけ姫に愛されて。。
ソレを手に取ってみる…小さな3~4cmほどの硝子の破片…長細い四角形の形をしていた。。日に翳すとキラキラと光を放つ…
「スワロフスキーみたい…」
その光を見つめている…と、何かを思い出しかけていた…
が…、何も思い出せない…
その光の美しさに…、今日の思い出に取っておこう…と、想い…再び鞄の中にしまい…。。スマホの画面を見つめる…
やはり、瑠奈から連絡が入っていた…
瑠奈は、美結が倒れ…たと、律から聞いたという内容だった…
心配かけてしまった…と、電話をしてみる…
すぐに繋がり…
『美結、大丈夫?』
「瑠奈ちゃん、大丈夫だよ…。ごめんね」
瑠奈は、律から熱中症だと聞いたが…大丈夫か?…という話をした…
「大丈夫。ちょっと貧血かな~?」
『それよりさ~、王子の王子っぷりが半端ない!』
「…え? なに、それ?」
『ヤダ! 覚えてないの?
お姫さま抱っこ、されてたのよ? アンタ。
も~、佐伯と程遠いゎっ!』
その電話口の瑠奈の言葉に、美結は一瞬にして耳元まで紅潮させ…
「っえ? ウソっ!」
《…っきゃ~~~っ!》
『まぁ、それは仕方ない状況だったんだろうけど…すっごい! 心配してたょ。
良かったじゃない? ちゃんと大切に思ってくれてると思うわ。』
「そぅ…かな?」
瑠奈は、そぅ言っている…が…美結は、心配でたまらなかった…
試用期間の提案をしたのは、自分だが…その試用期間が過ぎれば…振られるのは、目に見えてる…
『自信、持って! 頑張ってるじゃない。大丈夫ょ』
瑠奈に、そぅ言われ…美結の瞳に涙の粒が浮かび…溢れ出していた…
「うん、ありがとう。瑠奈ちゃん」
美結の視線の先に、律の姿が見え…こちらに歩いて来るのが分かった…
「あ、瑠奈ちゃん。西園寺くん、戻って来るから…」
と、通話を切った…。。慌てて、涙を拭いさる…
しばらくし、戻って来た律から、ペットボトルのジュースを受け取る…
「ありがとう。」
律は、美結の隣に腰を下ろし…美結の頬や目尻に触れようとする…
咄嗟に、瞼を閉じた美結…
その、反応に律は吹き出し…微かに笑い出した…
「涙のあと…。どうかした?」
その声に、そっと瞼を開け…律と視線がぶつかった…
「…あ…、さっき…瑠奈ちゃんと話して。西園寺くん、心配してくれてるって聞いたから…なんか、嬉しくて…それで…感極まってしまって…」
美結の言葉に、納得した律は…
「…心配するのは、当たり前でしょ?
目の前で倒れられるのも…心配だし。
そうやって、泣いてるのを隠すのも…心配…」
「ありがとう…。でも、大丈夫だからっ!」
《どうしよう…
知れば知るほど…、好きになる…
これ以上、好きになって…
3ヶ月、すぎて…振られたら…生きていられない…》
「スワロフスキーみたい…」
その光を見つめている…と、何かを思い出しかけていた…
が…、何も思い出せない…
その光の美しさに…、今日の思い出に取っておこう…と、想い…再び鞄の中にしまい…。。スマホの画面を見つめる…
やはり、瑠奈から連絡が入っていた…
瑠奈は、美結が倒れ…たと、律から聞いたという内容だった…
心配かけてしまった…と、電話をしてみる…
すぐに繋がり…
『美結、大丈夫?』
「瑠奈ちゃん、大丈夫だよ…。ごめんね」
瑠奈は、律から熱中症だと聞いたが…大丈夫か?…という話をした…
「大丈夫。ちょっと貧血かな~?」
『それよりさ~、王子の王子っぷりが半端ない!』
「…え? なに、それ?」
『ヤダ! 覚えてないの?
お姫さま抱っこ、されてたのよ? アンタ。
も~、佐伯と程遠いゎっ!』
その電話口の瑠奈の言葉に、美結は一瞬にして耳元まで紅潮させ…
「っえ? ウソっ!」
《…っきゃ~~~っ!》
『まぁ、それは仕方ない状況だったんだろうけど…すっごい! 心配してたょ。
良かったじゃない? ちゃんと大切に思ってくれてると思うわ。』
「そぅ…かな?」
瑠奈は、そぅ言っている…が…美結は、心配でたまらなかった…
試用期間の提案をしたのは、自分だが…その試用期間が過ぎれば…振られるのは、目に見えてる…
『自信、持って! 頑張ってるじゃない。大丈夫ょ』
瑠奈に、そぅ言われ…美結の瞳に涙の粒が浮かび…溢れ出していた…
「うん、ありがとう。瑠奈ちゃん」
美結の視線の先に、律の姿が見え…こちらに歩いて来るのが分かった…
「あ、瑠奈ちゃん。西園寺くん、戻って来るから…」
と、通話を切った…。。慌てて、涙を拭いさる…
しばらくし、戻って来た律から、ペットボトルのジュースを受け取る…
「ありがとう。」
律は、美結の隣に腰を下ろし…美結の頬や目尻に触れようとする…
咄嗟に、瞼を閉じた美結…
その、反応に律は吹き出し…微かに笑い出した…
「涙のあと…。どうかした?」
その声に、そっと瞼を開け…律と視線がぶつかった…
「…あ…、さっき…瑠奈ちゃんと話して。西園寺くん、心配してくれてるって聞いたから…なんか、嬉しくて…それで…感極まってしまって…」
美結の言葉に、納得した律は…
「…心配するのは、当たり前でしょ?
目の前で倒れられるのも…心配だし。
そうやって、泣いてるのを隠すのも…心配…」
「ありがとう…。でも、大丈夫だからっ!」
《どうしよう…
知れば知るほど…、好きになる…
これ以上、好きになって…
3ヶ月、すぎて…振られたら…生きていられない…》