もののけ姫に愛されて。。
「…うん、そうか…そうだよね?」
「…眠るの…、怖かった…
でも……っ」
美結は、真っ直ぐに律のことを見つめ…、精一杯笑いかける…
「そばに…いてくれる…?」
不安なのは…、自分よりも彼女の方だ…
「うん。勿論…」
律の言葉に、美結はいつもの笑顔を見せた…
「…なら、安心…っ!」
明るく…、素直な笑顔…に、律も、救われているということに。。
。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。:+* ゚ ゜゚ *
「じゃ、送ってくれて…ありがとう!」
美結を自宅まで、送り届けた律…
美結が、門の扉を開け…、玄関まで進もう…とした瞬間…
その身体を、後ろから抱きすくめ…、その耳元に…
「何かあったら、言って…」
突然…の、行動に…動揺が隠せない美結…
ただ、頷き返す…
律は、美結の身体を抱き竦めたまま…その頬を自分の方に向けさせ…
視線…が、ぶつかる…と、同時に。。その唇にキスをした…
「……っん…!」
一瞬…にして、緊張からか…身体を強ばらせる…
唇を離した瞬間…に、美結の瞳に涙の粒が浮かんでいた…
「ファーストキスなのに…、なんで家の前…?」
そぅ、泣きそう…になりながら訴える美結に…
「あー、ごめん…。つい…」
《…ファーストキスじゃないけどね?
言ったら…、怒りそうだから…止めとこう…っ》
美結は、恥ずかしさ…の余り、すぐに律から視線を逸らした…
「…嫌だった? ごめん…」
律の言葉に、美結はすぐに視線を戻し…、首を左右に振り…
「っ違うの! いきなりでびっくりして…それで…」
「もぅ1回…、してもいい?」
律の言葉に、美結は何度も頷き返し…
「…うん…」
きゅ…と、両の瞼を閉じた…
律は、そ…っと美結の顎先に触れ…その柔らかな唇に口付けした…
唇を離し…、美結の身体を抱きすくめ…
「…信じてくれて、ありがとう…。じゃ、おやすみ」
そぅ、瞼を開けた美結の視線に合わせ…そぅ言う律に、美結は一瞬にして頬を赤らめ…、頷き返した…
律は、踵を返し…帰っていく…
その背を見送りながら…両の頬を両手で覆い…
「……っ」
《…きゃ~~っ! ファーストキス…っ! 西園寺くんと!》
と、先ほどのコトを、脳裏で反芻する…が…
「……」
《…【好き】だって…、言われてないな…っ
好き…じゃなくても…、キス…出来るの?》
という言いようのない不安に駆られた…
「…眠るの…、怖かった…
でも……っ」
美結は、真っ直ぐに律のことを見つめ…、精一杯笑いかける…
「そばに…いてくれる…?」
不安なのは…、自分よりも彼女の方だ…
「うん。勿論…」
律の言葉に、美結はいつもの笑顔を見せた…
「…なら、安心…っ!」
明るく…、素直な笑顔…に、律も、救われているということに。。
。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。:+* ゚ ゜゚ *
「じゃ、送ってくれて…ありがとう!」
美結を自宅まで、送り届けた律…
美結が、門の扉を開け…、玄関まで進もう…とした瞬間…
その身体を、後ろから抱きすくめ…、その耳元に…
「何かあったら、言って…」
突然…の、行動に…動揺が隠せない美結…
ただ、頷き返す…
律は、美結の身体を抱き竦めたまま…その頬を自分の方に向けさせ…
視線…が、ぶつかる…と、同時に。。その唇にキスをした…
「……っん…!」
一瞬…にして、緊張からか…身体を強ばらせる…
唇を離した瞬間…に、美結の瞳に涙の粒が浮かんでいた…
「ファーストキスなのに…、なんで家の前…?」
そぅ、泣きそう…になりながら訴える美結に…
「あー、ごめん…。つい…」
《…ファーストキスじゃないけどね?
言ったら…、怒りそうだから…止めとこう…っ》
美結は、恥ずかしさ…の余り、すぐに律から視線を逸らした…
「…嫌だった? ごめん…」
律の言葉に、美結はすぐに視線を戻し…、首を左右に振り…
「っ違うの! いきなりでびっくりして…それで…」
「もぅ1回…、してもいい?」
律の言葉に、美結は何度も頷き返し…
「…うん…」
きゅ…と、両の瞼を閉じた…
律は、そ…っと美結の顎先に触れ…その柔らかな唇に口付けした…
唇を離し…、美結の身体を抱きすくめ…
「…信じてくれて、ありがとう…。じゃ、おやすみ」
そぅ、瞼を開けた美結の視線に合わせ…そぅ言う律に、美結は一瞬にして頬を赤らめ…、頷き返した…
律は、踵を返し…帰っていく…
その背を見送りながら…両の頬を両手で覆い…
「……っ」
《…きゃ~~っ! ファーストキス…っ! 西園寺くんと!》
と、先ほどのコトを、脳裏で反芻する…が…
「……」
《…【好き】だって…、言われてないな…っ
好き…じゃなくても…、キス…出来るの?》
という言いようのない不安に駆られた…