すきだよ、先輩。
「心配?あいつはただ単に、私のことバカにしてるだけだよ」
「そうかな~?ずっとひかるちゃんと一緒にいたわけでしょう?こんな可愛い幼馴染みが変な人に騙されでもしたら、心配だよ~」
「騙されないよ!大丈夫!はあ、でも一時の感情かもしれないしね、先輩のこと毎日見れるわけじゃないし・・・。あ、でも毎日会いに行けばいいんだ」
「いやいや、それはさすがにやりすぎだよ」
「やっぱり?そこは考えて行動しないとだね、洸太郎の言うこともちゃんと聞くようにしよう」
「ふう」と一息ついて、お弁当のおかずの卵焼きを食べる私だった。