オニゴッコ
このうざい口調は紛れもなくリーフリアだ…。

「しかし、やっかいだね…建物の中に入れないなんて」

「不参加者への配慮とかかなぁ…」

そんなことを話ながら、私たちは外へでた。

「……さー!みなさん!午後8時となりました!それでは、ゲーム一日目スタート!」

ゲームがはじまった…でも、しばらくはオニは来ないだろう…。

少しでも見つからない場所…どこだ…。

隠れられる場所を探してうろうろしていると、あたりからは悲鳴が聞こえてきた。

「な、なに!?もうオニがいるの!?」

「メアリ、しばらくは別行動だからね!頑張って!」

そう言い残すとミサは去って行った。
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