鳴る星の彼方
絵里は頭を抱えると、「やばいもう超恥ずかしい……」とぶつぶつ呟いた。
「……遠田くん」
「なに?」
「今までも絵里に勉強、教えて無かったっけ」
「教えてたけどさ……絵里、教科書開いたら5分で寝ちゃうんだよね」
「あー……」
「それはもう、爆睡」
絵里が図書室で、教科書の上に伏せて寝ている姿が一瞬で想像出来た。
「だからさ、僕からもお願い。一緒に勉強教えてやってくれない?」
「……分かった、いいよ。上手く教えられるか分からないけど」
「え、いいの!?!?」
絵里がぱあっと顔を明るくして私の両手を掴んだ。そのままぶんぶんと腕を上下に振る。
「ありがとう由衣ー!!」
「ねぇ、その勉強会、俺も参加したいんだけどダメ?」
「……遠田くん」
「なに?」
「今までも絵里に勉強、教えて無かったっけ」
「教えてたけどさ……絵里、教科書開いたら5分で寝ちゃうんだよね」
「あー……」
「それはもう、爆睡」
絵里が図書室で、教科書の上に伏せて寝ている姿が一瞬で想像出来た。
「だからさ、僕からもお願い。一緒に勉強教えてやってくれない?」
「……分かった、いいよ。上手く教えられるか分からないけど」
「え、いいの!?!?」
絵里がぱあっと顔を明るくして私の両手を掴んだ。そのままぶんぶんと腕を上下に振る。
「ありがとう由衣ー!!」
「ねぇ、その勉強会、俺も参加したいんだけどダメ?」