S.O.S

ず、ぶ‥っ!

「んあっ‥!」

初めてから回数を重ねても
心一が入ってくる瞬間だけは
まだ慣れない。

『唯?動くよ?』

ゆっくり腰をスライドさせる。

「う、んっ‥ぁ」

激しく腰をピストンさせるまえ
必ず心一はキスをする。

酸素不足の頭の中は
どんどん真っ白になって。

『ゆ‥ぃ、イきそ‥?』

「しんちゃ、ぁんっ!
もう、だ‥め。
一緒がいぃっ‥はぁんっ」

『イくよ‥っ
あっ、ゆいっ!んんっ!
あぁ‥っ‥っ』

心一の苦しそうな表情を見て
あたしは意識がトんだ。
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