S.O.S

気づいた時は
心一が腕枕してくれていて
寝顔を見られて
顔が赤くなった。


ちゅっ。

『ゆったん
欲求だったのー?
だから元気なかったんだ?』

「えっ?違うもーんっ」

『ははは‥
ゆったん真っ赤ー!』

本当のこと聞かなきゃ。

「心ちゃん、あの‥んっ」

言葉は心一の唇の中に
吸い込まれた。

『唯。お風呂入ろ?』

「へ?うん‥」
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