「好き」「好き」「大好き」伝えたくて。~ライバルは親友~
せっかくチャンスだったのに。2人だけだったのに。
するとその小さくなった背中が止まってこっちに振り向いた。
「苗字なんていうのー!?」
高木くんと私の距離は遠いのに、高木くんは大声で私に向かって叫ぶ。
「みっ、みずの……」
こんな距離じゃ叫ばないと届かない……っ!
「……み、みーずーのー!!」
すると高木くんはニカッと笑って部員のところへ走っていった。
自分の名前を叫ぶとか……本っ当に恥ずかしい。
でもそんなことより高木くんが私の名前を聞いてくれたことが嬉しくって……。
「はぁ……」
だめだ。やっぱり私は高木くんのことが好きみたい。
するとその小さくなった背中が止まってこっちに振り向いた。
「苗字なんていうのー!?」
高木くんと私の距離は遠いのに、高木くんは大声で私に向かって叫ぶ。
「みっ、みずの……」
こんな距離じゃ叫ばないと届かない……っ!
「……み、みーずーのー!!」
すると高木くんはニカッと笑って部員のところへ走っていった。
自分の名前を叫ぶとか……本っ当に恥ずかしい。
でもそんなことより高木くんが私の名前を聞いてくれたことが嬉しくって……。
「はぁ……」
だめだ。やっぱり私は高木くんのことが好きみたい。