略奪的なその恋に、本気の愛を見つけた
とうの前に、私の家から徒歩1分であり正広の職場である郵便局に着いているという。

そして歩いて来いと。

まあ、近いからいいけどさぁ。
だけど家まで迎えに行くって言ったじゃん。

ぶつくさ文句を垂れながら歩いていくと、郵便局の敷地内に正広の姿はなかった。

中かな?と思い、ガラス窓をそっと覗く。

と、同僚と談笑しながら仕事をしている正広の姿があった。

なんでやねん。
意味不明すぎるヤツの行動。
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