略奪的なその恋に、本気の愛を見つけた
江藤くんは出張先の成田市から、私は会社のある横浜市から舞浜駅を目指す。
普段デートをするにしてもお互い家が近いので、どちらかの家に迎えに行くというのが多く、待ち合わせをすることがない。
だから今日はとても新鮮だ。
電車に揺られながら目的地に近付くにつれ、私は胸がドキドキしてきた。
こんな風に旅行に行くのは初めてだもん。
高まるわー。
舞浜駅に着くと、すでに江藤くんが待っていて、私は彼のもとへ駆け寄る。
「おー、ちゃんと一人で来れて偉いね。」
そう言って頭を撫でられて、子供扱いされてるような感じなのに何故か嬉しい私。
だけどそれを悟られたくなくて、
「大人なので。」
とツンと反論する。
そんな私を見て、江藤くんは朗らかに笑った。
普段デートをするにしてもお互い家が近いので、どちらかの家に迎えに行くというのが多く、待ち合わせをすることがない。
だから今日はとても新鮮だ。
電車に揺られながら目的地に近付くにつれ、私は胸がドキドキしてきた。
こんな風に旅行に行くのは初めてだもん。
高まるわー。
舞浜駅に着くと、すでに江藤くんが待っていて、私は彼のもとへ駆け寄る。
「おー、ちゃんと一人で来れて偉いね。」
そう言って頭を撫でられて、子供扱いされてるような感じなのに何故か嬉しい私。
だけどそれを悟られたくなくて、
「大人なので。」
とツンと反論する。
そんな私を見て、江藤くんは朗らかに笑った。