恋の餌食 俺様社長に捕獲されました

ひどい言葉の数々は、今思い出しても胸が痛くなる。


「もういいよ。梓を取り戻せれば俺は十分だ」


梓の頬に手を添え、一樹はもう一度口づけた。
このままずっと一樹と触れ合っていたい。
離れていた反動が、ふたりのキスをより熱いものにしていった。


< 276 / 301 >

この作品をシェア

pagetop