代行秘書 ときどき レンタル彼女⁉
「ごめんなさい、お姉ちゃんに見られたらややこしいから…」
「わかってるよ、今日は会えて良かった……じゃあ帰るね」
申し訳ない気持ちでいっぱいになってたら、もう一度振り返って最後のキス………
髪を撫でられて優しく微笑む。
幸せな瞬間。
離れたくなくなる瞬間。
「でもいつかはちゃんとご挨拶しないとな」
「え……?」
それだけ言い残して出て行った。
カーッと顔が熱くなるのを感じてる。
いつかは認めてもらわなきゃいけない人でもあるから。
そういう意味で言ったんだと思うと顔から火が出る想いだった。
ヤバイ………
どんどん好きになるよ………
止まらなくなるよ………