代行秘書 ときどき レンタル彼女⁉
えっ……!?
今……乃亜さんにキスされてる!?
頬に触れるしなやかな手。
優しく侵入してくる舌。
初めての……乃亜さんからのキス。
びっくりしすぎてまた固まるダサい俺。
ガウンの襟を掴んで引き寄せられる。
優しく絡み合って……
目隠しされたままただひたすら乃亜さんを感じていた。
ヤバい……これじゃ反応しちゃうよ。
もう…我慢の限界、です。
リップ音が更に高潮させる。
パッと離れてまだ欲しがってしまう俺にクスッと笑うんだ。
バスタオルを下ろしたらもういつもの小悪魔乃亜さん。
ねぇ、どんな顔してキスしてくれたの?
見せないとかズルいよ。
「これが私の好きなキスなんだけど」
「え……?」
「自分本位のキスは好きじゃないって言ったでしょ?ちゃんとお互いの気持ちが一致した上でのキスじゃなきゃ私は受け入れないの……覚えといて?」
え……だからあの時のキスは下手くそって言ったの?
まさに自分本位だったから?
もう一度自分からキスした。
今度は全然受け入れてくれる。
首の後ろに手を添えて……徐々に深く絡み合う。
こんなに感じたらもう止められなくなるよ…?
身も心もあなたに焦がれて仕方ない。
ずっとずっと欲しかった。
好きすぎて……愛しすぎて……
もうパンクしそう……
名残惜しく唇を離す。
「乃亜さん……好きです」
優しく微笑むから……そのまま押し倒す。
「バカ…まだそこまで許してないって」
「無理です……ここで我慢とか、絶対無理。乃亜さんが好きでたまらないんです…」
「年下興味ないんだけどな」って視線を外す。
「じゃあ俺だけに興味持ってください…俺以外は許さないから」
再び唇を奪おうとしたら人差し指で止められる。
いつもそうやって俺をもて遊ぶけど……今日という今日は止めないから。