【短】お返しは××
オマケ♪
-虎徹Side-


「そう言えば久保君、なんで私が図書室のあの場所にいるって分かったの?私久保君が男子達と図書室来る前から来てて、つい隠れちゃってたんだけど…」


オレの隣を歩く影草の大きな瞳が、ジッとオレを見上げる。


こっちの方が身長高いから仕方ないんだろうけど、上目遣いは勘弁願いたい。カワイ過ぎるから。


「実を言うとお前が図書室入ってくの見えて、もしかしたら少し話出来るかもって期待したんだよ。でも途中でアイツ等に絡まれて、結局皆で図書室に行く事になっちまったんだ」


「でも久保君以外の皆、10分位で帰ったよね…?」


< 26 / 28 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop