Please Give Me Some More
「.................」





驚きで声が出ない。





「びっくりした??」




放心状態のあたしを見てくすっと笑う。






「あ、あたりまえじゃん?!」





だって、いきなりこんなところに連れてこられて、こんな綺麗な人があらわれて、その上高校3年で社長??





ふざけんじゃねぇ!!






誰が信じるかよ?!







「中野に、いや柚子に話がある。」




いきなり呼び捨て??







急に真面目になった顔にドキッとしてしまった。






「お前、1人暮らしだろ??だったら、俺のこの家にきて住み込みで俺のメイドをやってもらいたい。」





「は??」







いきなりの言葉に戸惑った。
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